聖隷健康診断センター

聖隷健康診断センター

地域の保健サービスを支える事業を展開

聖隷福祉事業団は1930年に創立され、静岡県西部を中心に1都7県に事業を展開する国内最大級の社会福祉法人です。聖隷健康診断センターは浜松市の中心に位置しており、6施設7事業※1を展開する保健事業部に属する施設として、隣接する聖隷浜松病院とも連携しながら、地域住民におけるがん検診、職域における健診事業を行なっています。PET健診をはじめとする高機能医療の資源を活用し、MRI検査やCT検査の画像診断検査を積極的に取り組まれています。

パンフレット画像

※1 保健事業部に属する施設は下記リンクをご参照ください。
https://www.seirei.or.jp/hoken/

サービス導入を検討した理由

聖隷健康診断センターでは、2003年ヘリカルCT装置、2005年1.5TMRI装置、2006年にはPET健診(PET-CT装置は聖隷PETセンター※2)のサービスを順次開始し、画像診断におけるサービスを展開しています。画像診断において読影は必要不可欠なものであり、利用者ニーズの増大とともに、受診者数の増加、検査数の増加により、読影医の確保と読影業務に伴う事務的負担の増大が課題となっていました。

2018年10月より、EIISによる遠隔読影サービスを運用開始することとなりました。当時、聖マリアンナ医科大学放射線医学講座教授であり、現名誉理事長の中島康夫先生からは「ご施設で放射線科医が在籍しているかのように我々を利用してください」との温かいお言葉をいただいたことを今でもよく覚えております。ご縁があり、中島先生そしてEIISとともに事業を展開できたことは本当に幸運であったといえます。

※2 聖隷PETセンターにつきましては下記リンクをご参照ください。
https://www.seirei.or.jp/hamamatsu/department/pet_center/

導入して良かった点や改善された点

読影システムは、キヤノンマーケティングジャパン社製のMedical Image Place(MIP)を活用し、聖隷が運用するレポートシステムとも連携することで、事務的負担を大幅に軽減することができました。放射線診断領域における医師の確保が難しい中、頭部・腹部領域のMRI検査、肺がんCT検診、胸部レントゲン検査、上部消化管検査の読影を依頼しています。施設所属医師とのダブル読影体制が確保できたことは、放射線診断領域における質の向上、受診者サービスの向上へとつなげることができています。

EIISにおける読影結果においては、施設内の医師からも信頼されており、非常に多くの読影を実施する中で、高品質な読影サービスを提供していただいております。また、施設医師からの問い合わせや疑問など、読影に対する疑義照会についても丁寧に対応していただいております。さらに、オンラインではありますが、症例検討会もEIIS・聖隷との合同で開催をすることで、医師同士が顔の見える関係づくりにもつながっています。

集合写真

今後の展望

施設内医師が不在になるなど、急な読影の依頼についてもご相談をさせていただくことがありますが、こちらの要望に寄り添ってご対応いただいております。中島先生のお言葉をお借りして恐縮ですが、「施設で放射線科医が在籍しているかのように」これからもEIISとともに、今後も地域の質の高い保健サービスを提供できるよう取り組んでまいります。